床暖房が選ばれる理由

床暖房が選ばれる理由

床暖房が選ばれる理由

床暖房って実際どうなの? 手軽な暖房器具で十分?

「床暖房の暖房方式は「遠赤外線」

遠赤外線がもたらす、自然でやさしい「ひだまりのような暖かさ」

遠赤外線がもたらす、自然でやさしい「ひだまりのような暖かさ」

太陽光にあたると暖かいですよね?それは、太陽光線の一種で、熱を送る光「赤外線」が存在するためです。赤外線は波長0.7~2.5μの「近赤外線」と、波長4~1000μの「遠赤外線」に区分されます。わたしたちの身体に最も有効とされる波長は8~24μとされています。

「遠赤外線」と「近赤外線」の違いとは?

  • 「 遠赤外線 」 の暖房効果

    遠赤外線は金属以外のほとんどの物質に照射されると、物体の表面近傍でそのほとんどが吸収され、効率的に熱エネルギーに変わります。この結果、ほぼ理想的な放射熱伝達の機構が働き、体内への熱の伝達が高いレベルで継続されます。
    照射対象物が発する熱を「ふく射熱」と言い、人体に放射すると、遠赤外線によって体内へ熱を吸収し、細胞活動が活発になり、人体が暖まる。という仕組みです。この仕組みを利用して、直接人を暖めたり、家全体を暖めることから、仮に空気が換気された場合でも、暖められた物が発する熱で暖房効果を得ることができます。

    「遠赤外線」人体への作用効果

    皮膚の下40~50ミリメートルまで到達し人間の細胞を共振させて深い内部から加温します。すなわち身体を芯から温め,微細血管の拡張、血液循環の活性化、新陳代謝の強化、基礎体温向上による免疫強化、体液障害の一掃、組織再生力の増加、成長の促進に著効があります。

  • 「 近赤外線 」 の暖房効果

    近赤外線は、対象物を直接暖める性質を持つ光線です。その性質は、主に皮膚の表面だけを温めるものです。ほとんどの物体にとって、遠赤外線よりも吸収されにくい放射エネルギーであり、そのほとんどが、表面で反射されてしまい、有効な加熱に寄与しません。近赤外線仕様の暖房器具を使用した場合、立ち上がり時間が速く、応答性に優れていますが、狭い範囲に集光する為、局所暖房のみに適していると言えます。広範囲を暖める能力が低く、補助暖房として利用されるケースが主体となるため、エアコンとの併用が不可欠となります。

    部屋全体を暖めるためには…

    ハロゲンヒーター+エアコン

    皮膚の下40~50ミリメートルまで到達し人間の細胞を共振させて深い内部から加温します。すなわち身体を芯から温め,微細血管の拡張、血液循環の活性化、新陳代謝の強化、基礎体温向上による免疫強化、体液障害の一掃、組織再生力の増加、成長の促進に著効があります。

「床暖房」と「エアコン」の違いとは?

熱の伝導形態がポイント

  • 「 床暖房 」の場合

    〈 ふく射熱 + 伝導熱 〉

    部屋全体と全身をムラ無く均一に暖めます

  • 「 エアコン 」の場合

    〈 対流熱 〉

    暖かい空気は上に、冷たい空気は下へ…
    足元低温、頭上高温へ

  • 「ふく射」熱+「伝導」熱

    遠赤外線を利用したふく射熱が、壁や天井に反射し、部屋全体をくまなく暖めます。冷えやすい足元も、床暖の「伝導熱」で足先から暖かく、室内どこにいても均一の暖かさを実現。エアコンのように温風が上部にたまったりしないので、頭寒足熱の理想的な空間が保てます。

  • エアコンの対流熱

    エアコンは、天井付近から温風が吹き出すので、足元が暖まりにくく、温度を高めに設定しがちになり、頭がボーッとして集中力の低下に繋がることも…。空気も乾燥するので、加湿器などを使うと結露などが生じ、カビが繁殖しやすい環境にもなります。

比較して見えてくる「床暖房」の利用メリット

使い心地や、体へのやさしさ、複数の点で魅力の高い床暖房。
多くの人が行き交うオフィスだからこそ、
そうした利点を活用して働きやすい環境づくりを始めませんか?

モチベーションの底上げはここから始まります。

DAN-オフィス向け床暖房